この家は、一代で終わらせるには価値がありすぎる。

長持ちする家をとことん追求し続ける社長のブログ

2013年06月

第28期決算が今日で締めです。

なんとかこうして、28期も会社を続けて来れたのは、本当に皆様のお陰であると思っております。

また、社員も、ここ数年は、ほとんど、社長不在?の中、みなさん、頑張ってやってくれました。

ありがとうございます。


いよいよ、明日から29期が始まります。

一つの節目である30期に向けて、良い期になる事を願います。



また、ここ、1.2ヶ月の間、グループ内でのゴタゴタで、会員の皆さん、お客様に大変ご迷惑とご心配をおかけしました。

突然の出来事で、正直、一時は、どうなる事かと思いましたが、これまた、色々な皆様のお陰で、お客様にはご迷惑をおかけする事なく、逆に、良い方向へと進んだ気がしています。

昨日は、今後、良い方向へと導いてくださる方との打ち合わせで、急遽、銀座まで行ってきました。

今回の件では、我々の会に対しても色々な噂や誹謗中傷などがあり、誤解されていましたが、ようやく信頼を回復する事が出来ました。

32社の会員と、今までの数千のお客様の名誉の為にも、私には、間違った情報は正さなければいけない義務がありましたが、力不足で、なかなかできませんでした。

そこで、色々な方が動いてくださり、今日の打ち合わせに至ったのです。

ということで、すっきりした形で、29期が迎えられそうです。

本当に、皆様には感謝しかありません。


ちなみに、会社の寿命は30年と言われてますので、グリーンライフで家を建てたい人は急がないといけません。

あと、1年ちょっとです

さて、我々売り手側のメリットとは?

まず、買い手の価値観を変える為には、我々売り手の価値観を変えなければいけません。

無垢材を使うとめんどくさいとか、後々手間がかかるとか、うんぬんかんぬん、、と、デメリットが先にくるようではまだ駄目です。

グループを抜けたほとんどの工務店が、辞めた途端に合板を使い始めます。
色々と、屁理屈を語り、目に見えない、素人には分からないところで必ず手を抜いていきます。

表面だけを、着飾り、自然住宅とか、健康住宅と偽っている姿をホームページやブログなどでみると、こちらが悲しくなります。

特に、前にも書きましたが、生体エネルギー資材を入れれば全て良しという考えは、どうにも理解できません。

話を戻しますが、売り手のメリットは、儲かるとか、めんどくさくなくなるとかでは無く、買い手と同じく、「心が温になる事」だそうです。

何故ならは、本物を、愚直につくり続ける事により、同じ価値観の人としか接しなくなるからでは無いでしょうか。
お客様は、もちろんですが、グループの同志、そして、業者さん達も。

そしたら、問題も、イザコザもなくなり心が穏やかになり仕事ができますよね。


そう考えたら、神様が宿る家を愚直に続けていくと、様々な問題が次々とおきますが、全く違う価値観の人達が集まって始めた訳ですので、そんなに直ぐに価値観が同じになるわけは無いので当たり前の事です。

少しづつ、少しづつ、、、

色んな問題をクリアーしていくたびに、価値観がまとまっていっているように思います。

もう、大分イイところまで来ている気がします。

「ん~・・・・」

「やっぱり、いきなり神様が宿る家は、分かりにくいわ。」

「分かりやすいゼロ宣言について書いてもらった方がいいんじゃね。」

「じゃ、長谷川さん、よろしく!!」


スタスタスタ・・・(携帯電話を持って、外に行ってしまった澤田さん・・・)


「じぇじぇじぇ!!」


「・・・・」

「んっんんん・・では、長谷川さん、ゼロ宣言について・・・・」

「あ、、、はい、では自然な感じで写真とりますんで、一応、前のボタンとめてもらえますか。」


ということで、付き添いで取材についてったつもりが・・・・


いやはや、世の中って、結構こんな感じで進んでいるのでしょうか。。。


そんな裏話の中、無事に取材も終え、週刊ダイヤモンド別冊 新築マンション・戸建て 購入完全ガイド 2013年 4/28号 [雑誌]
が発売になりました。

ゼロ宣言の事が4ページに渡り分かりやすくまとめられていると思います。


是非、書店で立ち読みしてください。。。


この前、能書きオヤジに、

「長谷川さん、、役割と役柄は、違うんだよ。」

と、教えてもらいました。


「長谷川さんも、大変だね、ワシらのタメに、自分の会社を二の次にして、忙しく飛び回って。」

「いや、全然大変じゃないですよ。与えられた役割を果たしてるだけですから。」

そこで、冒頭の能書きです。

「役割って思っているうちは、ダメなの、役割は、どちらかというと、やらされてやるもんなのよ。」

「長谷川さんが、役割を果たすんじゃ無く、役柄を演じるようにならなきゃみんな、良くならないよ。」

「役柄って、自分で自らの意思で演じることでしょ」

「みんなが、役割を果たすんじゃなく、役柄を演じるグループにならなきゃ。」

「その時に、神様が宿る家に本当に神様が宿るんだと思うよ。」

「役割って思っているうちは、辛いことでも、役柄になれば、同じことでも楽しくなるもん。」


「役割を果たす」から、「役柄を演じる」へか、、、


本当に変わるのかなぁ、、

とりあえず、間違っても大勢に影響は、なさそうですので、、能書きオヤジのいう事は、聞いておこうっと。

まぁ、でも、まずは、役割をきちんと果たせるようになってからですね。

役割も果たせないと、話になりませんし、みんなに迷惑をかけてしまいますから、、、

じぇじぇじぇ、

前回の続きです、

今井さんとの話の中でイイ話。

今日は、三方よしの中の「買い手よし」とは何かについてです。


今の日本人の「買い手」の価値観(特に、私たちの年代)は、一般的に、大量生産、大量消費の時代に生きてきました。

結果、ほとんどの日本人が、安いものを買っては使い捨て、また、新しいのを買うという物を大事にしない価値観になってしまっているのです。

具体的に言うと、ニトリで安いマットを買って、汚れたり切れたりしたら、捨てて、また新しいものを買ったほうが、合理的で安上がりでいいという価値観です。

お値段以上♪ニトリ♫

確かに、多いかもしれませんね。


その価値観を持った人に、ニトリの何十倍もする値段のギャッベやキリムを買ってもらうには、まず、その間違った価値観を「売り手」である我々が変えなければ、売れるはずがないと言い切ります。

家に例えるなら、このブログを読んで頂いている方々は、違うとしても、ほとんどの人が、VOCだらけで長持ちしない建材で量産メーカーがつくる、見た目が良い、傷ひとつついていない家が良いという価値観を持っています。

木目調とか、、、

例えば、無垢材特有の、傷がつく、割れる、汚れるなどは、そういう人にとってはデメリットでしかありません。

それを、「風合い、味わい」などメリットとして感じ取れるように、我々「売り手」側が努力して「買い手」側の価値観を変えなければ、本物の健康住宅は買って頂けないし、クレームになってしまうという事です。

今井さんは「三方よし」の「買い手」のメリットは、まずは、価値観が変わり、本物の素晴らしさを理解する事により、今までデメリットだと思っていた事をメリットだと思えること。
そして、物を大事にするようになり、物をはぐくむ心が育つことだと言います。

そして、一つの物を家族と一緒に永く使うことにより、価値観が世代を超えて一つになり、結果、自分だけでなく、家族全員の心が豊かになるということだと。

買い手側のメリット=「心が豊かになる事」

決して、「安く買えた」とか、「儲かった」ではないそうです。

それって、一時的ですからね。

なるほどなるほど・・・

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