この家は、一代で終わらせるには価値がありすぎる。

長持ちする家をとことん追求し続ける社長のブログ

2012年09月

先日行われた住まいネットの全体会議は、今までになく強烈なものを参加者の心の中に突き刺したようです。

仲間のBlogを読んでいると、日本中で何かが動き出したような印象を受けました。

「今変わる、今すぐ行動する」


強制されて動くのが1だとすると、納得して動くのが1.6で、さらに主体的に動いた場合は、1.6の2乗、すなわち2.56となるそうです。


今すぐ、現場だけでもIGさんに追いつこう!と

とりあえず、現場によっては、1かもしれないし、よくても1.6

とりあえず、1でもいい、見た目だけでもIGさんに追いつこうと


2年前に職長会議で日本一奇麗な現場にしようとみんなで決めた事があります。

全員が、MyほうきとMyちり取りを持ってくること。
(持ってこないと現場は立ち入り禁止)

1日4回の整理整頓(10時、12時、15時の休憩前と、作業終了時)


多分、ほとんどの現場で守られていません。

守られていれば、抜き打ち検査でC判定にならなかったはず。


我々には、決めた事は絶対に守る、守らせるという覚悟がありませんでした。

まぁ、いいか、、、とスタッフ全員で「事なかれ主義」


「現場、クレーム全てがリーダーの性格に現れる。」


まずは、現場の職人さん達より、我々一人一人が2.56にならなければいけません。

我々が1、いや、それ以下なのに、現場の職人さんに1.6とか2.56を求めてはいなかっただろうか。


この絶妙なタイミングで、10月13日(土)に全職人が一同に集まっての安全大会があります。

「一瞬遅すぎもせず、一瞬早過ぎもせず 」


この2週間で、見た目だけでも追いつき、いや、追い越し、13日の貴重な短い時間で1や1.6を2.56にしてみせます。

分かってます。

一番難しいのは、たとえそれが出来たとしてもそれを継続することだと。

10月13日が、本当のスタートだと言うこと。


全国の仲間も同じように一斉に動き出しました。

我々はグリーンライフグループの本部としての自覚とプライドを持って、どこにも負ける訳にはいきません。

まずは、自分たちが2.56になってみせましょう。

「言われたからやる。」「言われるからやる。」はもうやめましょう。

全ての行動は主体的に。

我々が変われば、うちのどこにも負けない素晴らしい職人さん達は、やってくれるはずです。



私   「いや~、見違えるようだね、この現場の奇麗さは、、」

職人さん「ちょっとだけ本気出してやってみただけだけどね~」

職人さん「そういえば、気がついたら、後ろの人たち見えなくなっちゃいましたけど、
     ちょっと待ってた方が良いですかね?」

私   「えっ、IGさんがまだ前にいるでしょう?」

職人さん「いや、とっくに追い抜きましたけど。」

私   「え~、本当に?」

職人さん「この前から、少しペース押さえ気味にしたんだけど、全然こないんだよね。」

私   「ん~、じゃ、みんな迷子になると困るから、ちょっと待ってるしか無いね。」

私   「とりあえず、サウナにでも入って、ビールでも飲みますか。」

てな感じで、、


(希望↑ と 現実↓)


職人さん「社長~この辺、人がいっぱいで、IGさん、どこにいるか分かり
          ませんけど、、どっちいけばいいんですか~!」

私   「とりあえず、そのまわりにウロウロしてるとか、とか、ヤギとか、
          うるさいののかき分けて前に行ってみてよ」

職人さん「え~、いいんですか、寝てるのとか踏んでっても・・」

私   「全然いいから、早く行って!!」


とりあえず、大きな山が動き出しました。

ここでやらなきゃ、もう終わりですから。

二日目は、午前中住まいネットの全体会議、午後は、グリーンライフグループの第3回理事会を開催しましたのでレポートします。

まず、営業実践報告としてグリーンライフ埼玉のトラストホームさんの瀬野常務さんの発表でした。

瀬野さんを中心として全てに徹底してまとまって仕事をしているなという印象でした。

トラストホームさんは、土地探しからのお客様が多い土地柄らしいのですが、もともと不動産から始めた会社なので、土地探しからはもちろん、一番大事な家計設計を瀬野さん自ら勉強しFPの資格を取り、まさに、トラストさんに言ったら、何から何まで頼めるワンストップ企業としての体制が整っています。

見学会のやり方など、お客さん目線でとても参考になる部分が多く、取り入れて行きたいと思います。


そして、次は、「日本一奇麗な仮設トイレ」という取り組みをしているグリーンライフ浜松のアイジースタイルハウス立田部長の現場実例報告です。

あとで、写真をアップしたいと思いますが、「素晴らしい」を通り超しています。

誰かが、うちのトイレより奇麗だと言ってましたが、真面目に、その辺のコンビニのトイレより奇麗です。

当然、トイレ以外の現場も徹底していますので、現場の全てがとても奇麗です。


立田部長は、日本一奇麗な現場を目指しますと言ってましたが、間違いなく今現在で日本一でしょう。

その後、住まいネットの抜き打ち検査の発表でした。

全社、SからDまで判定されましたが、当社はCランクでした。

写真で比べると、とんでもない差があります。


最後は、澤田先生から指導でしたが、今回はいつも以上に心に響く言葉がありました。

その中でも一番はこれです。


「現場もクレームも全部に社長(リーダー)の性格が出る、例外は無い!!」


と、

まさに、これにつきますね。

人間自分の事はなかなか客観的に見れませんが、今回の勉強会で、様々なクレームや現場の状況を会社ごとに赤裸々に見せ合う事で、他の会社のことを見る事が出来たと同時に、自社も今までよりも客観的に見る事が出来ました。


現在、グループの中ではアイジースタイルハウスさんが、全てにおいてダントツで抜け出しています。

現時点では、棟数ではハウスメーカーなどには足下には及びませんが、その他は、間違いなくハウスメーカーも含めて日本一、いや、世界一だと思います。

スポーツで言えば、身内に金メダリストがいるようなものです。


グループ全社で、「アイジーさんに追いつけ追い越せ」という合い言葉のもと、がんばりましょう!!

神様が宿る家をあつかえることに誇りと責任を持って

「今すぐやる」「今すぐ変える」です。

未来を担う子供達の為に。

昨日、一昨日と、住まいネットの全体会議でした。

一日目は、まずは、神様が宿る家の認定試験でした。

前回不合格だったこの人は、ずる休みをしました。


前回不合格の人は再試験、合格した人は、更に上の試験となります。

もちろん、私は、前回余裕で合格しましたので、今回は、一つ上のアドバンスの試験でした。

当社のアドバンスを受けたのは、この人この人

そして、前回不合格者3名と、今回始めての2名の合計5名が、マスター試験をうけました。

結果は、、、

アドバンスは、なんと、全体でも5名しか合格者がいませんでしたが、、、当然私は合格しました。

グループのリーダーとして当然ですよね。住環境理事長さん

まさか、前回落ちてないですよね。。


当社では、アドバンスは、私以外不合格、マスターは、この人以外無事に合格しました。


これからは、澤田さんにならい、不利なことも全部公開しようと思います。

いや、でも、正直5名しか合格者がいないのに、合格してたのはうれしかったです。


でも、世の中そんなに甘くありません、、、、

鶴の一声

「おまえ、リーダーとして、ギリギリで合格は、認めん!」

「はい、不合格」

ということで、


でも、当初の合格ラインでの合格者は、トラストホームの平塚社長ただ一人だったそうです。

あまりにも、問題が難しかったため、合格ラインを正解率80%から、70%へ急遽下げたおかげの合格でしたので、、、


次回は、完ぺきに合格できるように頑張ります!



そして、顧問弁護士でもある秋野弁護士より、消費税対策についての講習がありました。

駆け込み需要が、予測される中、トラブルが、多発する事が予想されます。

まずは、消費税が上がる前に契約したほうが安くできますよ、みたいな、セールストークをしての契約は、駄目だという事です。

9月30日の契約分まで4月1日以降に完成でも5%で良いらしく、法的には、5年先の契約でも良いらしいです。

多分、とりあえず契約しましょう。というのが、多くなるでしょうね。

これについては、大事なことなので、後で詳しく書きます。

「どうしてこんなにも耐震等級では劣っている我々の建物だけ極端に被害が少ないんだろう?」

という大きな疑問がありました。

しかも、免震や制振装着など、機械には、一切頼らない家です。


その答えは、トリプル断熱で使用している「外壁」にありました。

分かりやすく説明すると、塗り壁を塗る前に、家全体をグラスファイバーのメッシュで包みます。

そのメッシュは、1m2あたり、2トンの力で引っ張っても破れないほどの強度をもっています。


要するに、家全体を一体化する事で、耐震性も向上したばかりか、揺れ字体までも更に吸収していたと考えられます。

また、外壁の耐震性については、諸外国ではそれこそ計算式で取り入れられているそうですが、日本にそのデーターをもって来ても、全く受け付けられないとの事です。


そういわれてみれば、サイディングなんで、バラバラにつながっているだけですから、外壁の耐震性を日本の住宅に持ち込んだら、大変なことになりますね。


おまけですが、セルロースファイバーは、沈下して、壁の上の方が空洞になってしまうのではないかという話ですが、今回の震災は、非常に長い時間大きな揺れで揺すられていましたが、震災直後、工事中の現場で検証しましたが、まったく沈下していませんでした。


耐震性についての私なりのまとめですが、

地震には、横揺れ、縦揺れ、斜め揺れ?と色んなパターンがあり、どんな工法をもっても完璧な家などあり得ないと思います。

もちろん、我々が自信を持って進める「神様が宿る家」も、完璧ではありません。

しかし、一つだけ言える事は、国が言ってるんだから安心ではないという事です。

最終的には、その家のオーナーが自己責任で選ぶ事です。


私たちは、プロとして、ゼロ宣言のもと、ありとあらゆるデーターを比べ、一番お客様にとって良い物を選んでお勧めしています。

それは、耐震性だけではありません。

是非、色んな疑問質問があれが、お近くの加盟店に実際に行って、実際に教えてもらってください。

明確な答えをもらえるはずです。


ちなみに、昨日は東京で、住まいネットの全体会議があり、神様が宿る家の認定試験があります。

日々、皆さんの家づくりの不安を解消すべく、我々は努力しています。

試験の結果ですが、、
明日のブログで、改めて報告します。

最後まで気を抜けませんから

では、何でも、質問してください。

良くないと知っていながら、何故、ハウスメーカーや現場を知っているはずの工務店は、それを推奨するのでしょうか?

簡潔にまとめると、合板を使えば、施工も楽で安くできるし、何よりもお客さんの受けがいいので家を売りやすいという事でしょうね。


ゼロ宣言を始めた当初、この床の合板については、グループ内でもかなり議論がありました。

「建物が弱くなる(合板を使わないより)のはお客様の為ではないのではないか。」

「実際に、他が皆、耐震等級を売りにしている中で、負けてしまう。」

などなど、


でも、必要以上にガチガチに固めることが本当に建物にとって良い事なのか、

そっちを優先して健康を害する有害物質を少しだけだからしかたないとするのか、

ゼロ宣言の定義である

「プロとして知った以上、健康を害する建材や、長持ちしない建材など、その家に住む人が不利な事は出来るだけ排除した家づくりを正直にやっていこう。」

という原点に立ち返り、全てをトータル的に考えて、どちらが良いのかと考えた結果、木造の場合、ガチガチに固めない方が家にとっても良い事だし、施工するのも、お客さんに説明するのも大変だけど、合板を使わないでやっていこうという事になったわけです。

それでも、お客さんが使って良いと言ったから、承諾を得たからというお客様を利用した大義名分のもとに、合板を使用する加盟店がつい最近まで後を絶ちませんでした。

それほど、合板を全く使わずに家を建てるという事は大変な事なのです。

実際に、そこで挫折してグリーンライフグループに入って来れない工務店はかなりいます。
恐らく、そこをOKとしたら、恐らく、加盟店の数が100社くらいになってたのではないでしょうか。



それでは、実際に耐震等級1の建物は震災でどうだったのかをレポートします。


私は、震災直後、澤田さんの指示のもと、丸二日間、福島県内の建物の状況を見て回りました。

結論ですが、ここ10年から20年くらいに建てられた建物で、壁が割れるとか、サイディングが割れるとか、屋根瓦が落ちるといった一部損傷は沢山ありましたが、半壊、全壊した建物は、全くありませんでした。

また、知り合いの保険屋さんにも聞きましたが、半壊、全壊した原因のほとんどが、地盤が原因で、よほど、手抜き工事をしない限り、今の厳しい日本の建築基準法をクリアーさえした建物であれば、ほぼ大丈夫だったそうです。


ちなみに、当社で建てた建物も、もちろん全棟内部まで確認しましたが、 地盤が原因で傾いた建物以外で、現在の工法で建てた建物にいたっては、外壁については、割れはゼロ、室内に至っては、ほんとうに軽微な割れが入っている程度でした。


もちろん、床の下地には合板も貼っていませんし、家によっては、構造上弱くなると言われている大きな吹き抜けもあります。

ログハウスやティンバーフレームに至っては、全ての構造体が丸々見えるため、見た目重視で、必要最小限の金物しか入っていません。

また、震度6強の地区(須賀川、郡山)お施主さんから実際に聞いた話ですが、同じ時期に同地区に建てた友達の話を聞くと、家の中が色んな物で散乱して大変だったということですが、当社で建てたお客様の家は、極端な家だと、皿1枚落ちなかったという事でした。

しかし、同地区に沢山ある、ハウスメーカーや工務店の展示場は、震災後しばらく補修のため閉鎖しているところがほとんどでした。

もし、当時、自社の展示場があれば、私だったら、修理せず、そのままにして見せましたね。

「これしかこわれてませんよ。」と

多分、見せられないほど壊れたのだと思います。


不謹慎かもしれませんが、今回の震災で、我々の家の耐震性の凄さが、机上の計算や、実験ではなく、実際のところで証明されたのです。


しかし、それにしても、

「どうしてこんなにも耐震等級では劣っている我々の建物だけ極端に被害が少ないんだろう?」

という大きな疑問がありました。


では、長くなりましたので、この続きは明日という事で。

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