この家は、一代で終わらせるには価値がありすぎる。

長持ちする家をとことん追求し続ける社長のブログ

2012年04月

海外の住宅を視察する日本の工務店は沢山います。

しかし、そのほとんどが視察するだけでこの人のように、真剣になって根本的に真似をする行動をする方は稀です。

最大の理由は私の経験からも「大変だから」だと思います。


まず、どのルートで輸入したら安く手に入れる事が出来るか分からない。

手に入ったとしても、どのように施工したら良いか分からない。

ある程度施工が分かっても、職人にどう説明し、面倒な事をやってもらうか。

そこには、全てコストが絡んでくるので、ほとんどの工務店は途中で断念せざるを得ないという現実があります。

「ホンモノを目指す心意気」がなければ、コストを含めてクリアーする事は出来ません。


私も、赤塚社長と同じ、ホンモノを目指す心意気でレッドシーダーのログハウスやティンバーフレームに魅せられ、マスターしようと社員はもちろん、大工さんを何度もカナダへつれて行ったりしました。


「0宣言」の基準は、赤塚社長や私が憧れた「ホンモノ」をはるかに超えていると言います。

また、今現在、私たちが憧れたカナダやアメリカでは、今、日本と同じように、ローコストの住宅ではシックハウスが問題になりつつあると言います。

おそらく、0宣言の基準は、世界でも最高峰ではないかと思います。

「住宅の世界基準は私たちがつくる。」

この「ホンモノを目指す心意気」を忘れずにとことんいきたいと思います。


ゴールデンウィークにこの方は、シアトルに住宅の視察に行ってくるそうです。

目的は、0宣言の家に、アメリカの町づくりや素晴らしいデザイン性を付け加える事。

きっと、私たちにフィードバックしてくれる事でしょう。  ね、、、

「まずさ、当たり前の事をしっかりやる。ここからだな。」


澤田さんが言う当たり前の事とは、

クイックレスポンスをする。

約束を守る。

期限を守る。

時間を守る。

決めた事をやる。

など、どれをとっても基本中の基本で、それが出来なかった場合の言い訳は一切許されません。



「みんな、当たり前の事が出来ないのに、0宣言なんか徹底出来るか!!」

「1秒1秒真剣に生きるんだよ!」

「まずは、お前からちゃんとやれ!」


電話の向こうから檄が飛びます。


澤田さんのセミナーを聞いたお客様がグリーンライフグループのメンバーの現場に行ったら合板を使っていたとの事

0宣言の徹底を掲げた矢先の出来事でした。


そのお客様を失望させた責任は全てグループのリーダーである私の甘さにある事。

それは、私たちを信用し、リスクと責任を全て背負って、一般ユーザーの前で全身全霊で「0宣言の家」を伝えている澤田さんへの裏切りでもある事。


もう一度「基本」からやり直しです。

みんなが、当たり前の事を当たり前にできるようになるまで。

グリーンライフ房総にて千葉県にて建築中のポスト&ビーム。

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ログハウスの王道である「大屋根」

ログハウスの究極の材である「ウエスタンレッドシーダー」


「この家は、いったい何年もつのだろうか?」

「この家は、地震が来ても大丈夫だろうか?」


国が言う、耐震基準や長期優良住宅の基準など全く関係ない。


そんな心配は、誰もがこの家を見た瞬間に吹き飛んでしまうだろう。

専門的な計算式や数値など全く関係ない。

素人が見ても、いや、子供が見ても

絶対に大丈夫だと思える家。


この家が、ハウスメーカーと同等の価格で建ってしまう事を多くの人たちが知らない。

是非、一度見てもらいたい。


「この家は、一代で終わらせるには価値がありすぎる」

昨日は、山形の高畠歯科クリニックの院長先生で、澤田先生の今現在の活動をバックアップする為に設立された住まいネットの発起人の一人でもある安日先生のセミナー

【“本当の健康”を知るセミナー 歯科医師編】

のため東京に日帰りで行ってきました。


クリニックにも、何度か遊びにいかせて頂いたり、題名の「痛くない、抜かない、削らない」は、話には聞いていましたが、詳しく話を聞いたのは今日が初めてでした。


感想は、一言で言うと、先日の風水と同じで、「目から鱗」です。

今まで、どちらも常識と思われていた事が、実は間違っていたという事。

これは、住宅にも同じ事が言える事で、

なんだか、世の中、全部そうなのかと思ってしまうほどです。


ガンになったら必ず治療に使う抗がん剤や、インフルエンザの治療薬など医療の世界もそうらしいですし、食べものは言うまでもなくそうですし、住宅もそうですし、、、、

いかに、本当の情報を得る事が出来るかで、その人の人生がまったく違ってくるんだなと改めて思いました。


とりあえず、私たちは、衣食住の「住」の部分で、正しい事を一人でも多くの人たちに正しく伝えることが使命だと改めて感じたところです。


7月には、東北地区(場所は未定)で同セミナーが開催されるようです。

楽しみにしていてください。

決まりましたら、いち早く、ブログでご案内します。

「まずさ、0宣言も徹底できないようじゃ駄目!」

「あんなに苦労してやっと作った、どこにも無いにかわドアをどうして使わないの?」

「どこだ、その、0宣言のいいとこ取りしてるとこは!」


「もうさ、そういうところは、やめてもらおう。
俺たち利益が目的じゃないんだから、イイじゃん、本気でやるとこだけ残って日本一を目指せば。」


グループ全社で「0宣言」を掲げたものの、「0宣言」は我々が考えた以上に大変で、なかなか徹底できていませんでした。

人間どうしても楽な方に行きたがるもので、あくまでも、

「お客様に説明し理解していただいた」

という大義名分をもって、本部が指定する以外の「偽物」を使うという、法の網をくぐり抜けるようなことがおきていたのです。



0宣言の家には、建築素人のお客様、いや、建築プロ(利益を追求するという意味でのプロ)から見れば、

「そこまでやらなくても・・・」

という部分があります。


要するに、完成すると見えなくなる部分にも徹底的にこだわっているのです。


「俺は、もう、家づくりで1mmも嘘をつきたくない。」

澤田さんが、いつかの酒席で我々に言った言葉を思い出します。


「プロとして健康に悪いとか、長持ちしないとかユーザーが不利になると知った以上は、努力して極力ゼロにしようよ。」

と、

「俺が現役だったら、こんなめんどくさい事絶対やらないけどね、、」

という落ちはありましたけど、目は本気でした。

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