この家は、一代で終わらせるには価値がありすぎる。

長持ちする家をとことん追求し続ける社長のブログ

2010年11月

本日は、都内にて朝から打ち合わせ

膠ドアを始め、フローリングなど資材関係の打ち合わせ。

グループでの共同購入をすれば、コストを簡単に下げることが出来るだろうと簡単に考えていましたが、もちろんコストは下がりますが、その他に、物流の問題など、「家」として完成させるまで 様々な問題をクリアーにしなければいけません。


場所を変えて、先日追加した「0宣言の家」の追加した仕様の打ち合わせ。

今や、メーカーが競って日々開発しているので、工種ごとに、数えきれないほどの施工のやり方があります。

その中から、仕様を絞らなければいけないわけですが、普通に考えると難しい作業になります。

通常は、消費者にうけがいいとか、施工性がいいとか、掛け率が良く利益がとれるとか、要するに業者寄りの考えで判断されます。

しかし、0宣言の家の判断基準は逆で、うけが悪かろうが、施工性が悪かろうが、利益が下がろうが、それは、判断する上では、全く無視されます。

1.「いかに長持ちするか。」

2.「住む人の健康を害しないか。」

3.「コストアップにならないか。」

この3つのバランスが取れていなければいけません。

特に、1と2は必至です。


また、一社でやるよりグループでやることの利点はスケールメリットの他に、情報の量が半端なく多くなるので、仕様を決める上でも、より有効な情報の中から決めれるということです。


最近、「0宣言」

あと何か無いかなぁと考えてばかりいます。

なんか無いですかね?

昨日、今日と郡山市と会津若松市の2会場にて「0宣言の家」完成見学会が開催されています。

郡山会場はチラシ、会津若松会場はDMのみの開催になりましたが、かなりの来場者があったようです。

快くご提供いただきました郡山のK様、会津のK様、ありがとうございました。


さて、中国の報告になりますが、最近、尖閣諸島以来、大分中国のイメージが悪くなってしまい、正直私も不安がありましたが、結論は、その不安も払拭して帰って来ました。

まず、その依頼した工場ですが、ヨーロッパや北米向けの高級家具を制作している工場で、写真はNGでしたが、クオリティーの高い商品がたくさん見ることが出来ました。


頼んでいたドアも、部品の加工はほぼ終了し、パインのドアの制作に取りかかっていました。

2b70f390.jpg

パインの框

c3d262a5.jpg

ウォールナットのパネル

365f4ef3.jpg

仕上げ前のパインドア



それにしても、予想以上に「にかわドア」の制作は大変なようです。

例えば、普通の接着剤だとある程度凸凹があっても接着するらしいのですが、にかわは平滑さが求められるということで、カンナ掛けを一工程増やしたりとか、

af58d25f.jpg

一工程増やしたカンナ掛け

重しをのせて圧着するのですが、普通の接着剤だと、10個まとめて出来るのが、にかわだと、乾きが早いので2個づつとか、


技術力はもちろん、にかわ独特のノウハウがないとなかなか難しいです。

工場の脇に、当初の失敗したのが山積みされていて、苦労の跡が見えました。


これは絶対に、大手では出来ないですし、逆に小さすぎてもコスト負けしてしまいますね。

我々みたいな変わり者にしか出来ないと確信しました。。


ちなみに、今でも、にかわは、中国でも高級な楽器をつくるのに使用されているらしいです。

気温や湿度に対応してびみょうに伸び縮みするのが良いらしいです。


また、我々のドアには、見えないところにもこだわりがあります。

通常、接着だけではなく、「ダボ」を入れて強度を増すのですが、普通は2本か3本のところ、4本入れてもらってます。

775ed9c1.jpg



また、そのダボも通常より大きいのを使用しています。

2e92978e.jpg




ちなみに、北米向けの高級ドアを作成していましたが、断面はこんな感じです。

ae61ecc2.jpg

猛毒の接着剤で貼付けています。

にかわドアの断面はこちら↓(90度反転して比べてください。)
6232471e.jpg



ダボも2本で小さいのを使用していました。

これで、エンドユーザー1本10万円とか、、、


いよいよ、1月の中頃には到着しますので、お楽しみに。


北京経由でしたが、羽田から行く途中、例のドンパチしてるところの上を飛んでいくのはビビりました。

機長が、わざわざ、心配ありませんと言いましたが・・・よけい心配になりますよね。。

ということで、命がけの出張、にかわドアでした。

24日から、中国に来てます。

中国では、パソコンで、ほとんどのブログが見れません。
規制されてるらしいです。

TwitterやFacebookなども見れないようです。

iPhoneのアプリからは、アップできるみたいです。

それにしても、中国は思った以上に凄いですね、

色んな意味で、、、

48cdc7a4.jpg


またまた、グリーンライフ三重にて、3棟目のティンバーフレームが無事に上棟しました。

M様、おめでとうございます。

もちろん、0宣言の家です。


先週は、こちらでポスト&ビームの完成見学会、

こちらでは、ティンバーフレームの完成見学会、

そして、カナダではこちらティンバーフレームが上棟

こちら
のポスト&ビームの加工が始まり、

そして、こちらでは、来週2棟目のマシーンカットが組み上がり、



と、全国で、次々と0宣言のレッドシーダーのティンバーフレームとログハウスが誕生しています。


もちろん福島でも、こちらのマシーンカットの完成見学会が先週開催され、こちらのティンバーフレームは、来週末に完成見学会が開催されるなど、続々と誕生しています。




いや~  

リンクが大変でした。。。

リンクを見る方も大変ですね。。。

昨日は、我々が、日頃後指導をいただいている住まいネットの全体会議でした。

会議の最後に、澤田先生の話しがありましたが、今までになく、厳しいものでした。

内容は、過激すぎて書けませんが、簡単に言うと、

中途半端な気持ちで家造りをやるような所は、セミナーはやらない!
という内容でした。

澤田先生の推奨する家造りであるゼロ宣言の家を完璧に実行する所でしかセミナーはやらないと言う事です。

本当にユーザー側を向いた家造りを本気でやる気がなければ、やる意味がないと。。。


自分で言うのもなんですが、こんなに熱く、本当によい家を造ろうと考えている工務店は、日本中探してもないのではないでしょうか?

このページのトップヘ