この家は、一代で終わらせるには価値がありすぎる。

長持ちする家をとことん追求し続ける社長のブログ

2010年02月

今週末は、土曜日に地鎮祭、日曜日に引き渡しと、記念すべきイベントが続きました。

まずは、土曜日は、会津若松市にての久しぶりのポスト&ビームの地鎮祭でした。

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現在、カナダで加工中です。

もうすぐ、カナダでの棟上げの写真が届くはずです。

カービングの仕上がりだけ、一足早くこちらでご覧頂けます。

3月下旬には、棟上げです。

T様、楽しみですね。。



本日、日曜日は、I様の平屋の家の引き渡しでした。

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丁度1年前に、I様が、突然本社に雑誌の切り抜きを持って来社され、たまたま、私が対応させて頂きました。

本日、I様から、

「予想以上に良いものがで来ました。」

と、我々にとって、これ以上無いうれしい言葉を頂きました。


また、I様は、使い込んだ古い家の雰囲気が好みだったのですが、出来たのは、当然新しい家。

でも、この家は、ある意味、Iさんにとっては、今が一番悪くて、使い込むほどに良くなっていく家。

Iさんも、30年後が楽しみですとのこと。。。


化学製品で造る家は、完成した時が一番良くて、あとは、劣化していくばかりですが、本物の素材を使った家は、まるっきり逆です。

「本物だけがアンティークになれる。」

だてじゃありません。。このキャッチコピー。。

もともと、採点競技はあまり好きじゃありません。

それは、置いといて、、、


個人的に、真央ちゃんが銀メダルに終わった最大の要因は「選曲ミス」だと私は思います。

曲自体がどうのこうのじゃなく、今現在の浅田真央にまったく合っていないと思うのです。


まだ、あどけない少女に、あの選曲は無い。無い。絶対に無い。


只でさえ、会場全体、審査員、テレビを見ている全ての人の気持ちをどんよりとさせてしまう曲なのに、その曲に合わせた、浅田真央の表情に、もの凄く違和感を感じたのは私だけではないはずです。

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テンポの良い曲で笑顔の方が絶対に良いですよね。

建築に例えれば、海外で勉強してきたバリバリの30代前後のデザイナーズ系の若手建築家に、田舎の100坪を超えるような純和風の3世帯住宅を頼んだようなものです。

逆も言えますよね。

腕はピカイチで、純和風の住宅を造らせたら右に出るものはいないような大工さんに、プランからヨーロッパのデザインの住宅を頼んだらどうなるか。。。

いくら才能や技術があっても、良いものが出来るはずもありません。

要は、全てにおいてバランスがとれていないと、スポーツでも仕事でも良い結果が生まれないし、人々に感動を与えるような演技や仕事はできないということだと思います。


グリーンライフで考えれば、いくら、構造体の耐久性にこだわっても、肝心の断熱材が内部結露するような材料だったり、いくら健康に良い資材を使っても、家具やカーテンが体に有害な物質がたっぷり入っていたのではどうしようもありませんよね。

会社の規模、歴史、スタッフの人柄、性格、人数、地域性などのその会社の基本的な部分と、取り扱う商品が、うまくマッチングしてこそ最大のパフォーマンスが出せるのではないでしょうか。

もう一度、グリーンライフをその視点から総点検してみようかと思います。


先日のモーグルの上村愛子選手と遠藤尚選手といい、今回の浅田真央ちゃんといい、今回のバンクーバーオリンピックは素晴らしい感動と気づきを沢山もらいました。

グリーンライフでは、ログハウスや「ティンバーフレームだけでなく、一般木造住宅(天然素材の家)でも、階段にはレッドシーダーを使用しています。

通常、一般住宅では、自然素材の家といっても、集成材の階段を使用している工務店がほとんどです。

こんな感じ↓

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集成材の階段は、クロスの家には似合いますが、本物の塗り壁の家にはものすごく違和感があります。個人的に、、


それでは、シーダーの階段にすると↓

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写真じゃ、質感とかよくわかりにくいと思いますが、全然違います。

今までは、何気なく、お客さんにリクエストされたわけでもなく、普通に採用してましたが、考えてみれば、レッドシーダーの階段は普通の工務店じゃ手に入りませんからね。

お金をたくさん払えば別ですが、、、

ちなみに、ニッチのタナ板なんかもレッドシーダーを使ってます。

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グリーンライフの細かいこだわりでした。

グリーンライフのオーダー家具は、建物と同じく、「耐久性」と「健康素材」にこだわって作成しています。

一般的なシステムキッチンだけでなく、オーダーキッチンを作成しているところで、価格が安いところは、ベースの部分の構造体に、MDFやパーティクルボードという材料が使われています。

MDFやパーティクルボードは加工がしやすいため、仕上がりも非常にきれいで見栄えがします。

しかし、反面、耐久性・耐湿性が弱いので、なぜ、水を使うキッチンに使用されているのか私には意味がわかりません。

また、有害なホルムアルデヒドを拡散させることは言うまでもありません。。


ということで、グリーンライフのオーダーキッチンにはもちろんそれらは一切使用されていません。

「3層パネル」という無垢の木を3層に張り合わせ、狂いが出ない工夫をした板を使用しています。

仕上がりは、他のオーダーキッチンと同じでも、内容(レベル)が全然違うのです。


で、今回の詩作は、木毛版という材料を使用してみました。

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VOCはもちろん、耐久性は、絶対に腐らないというメーカーの折り紙つきです。

ちょっと、コスト面、施工面とか、細かな点で問題アリというのが、今のところの中間報告です。


これからも、いろいろ試行錯誤して、オーダー家具でも「耐久性」と「健康」にこだわった物づくりをしていきたいと思います。

ちなみに、このキッチンにラジエントヒーターを組み入れ、現在改装中の猪苗代ショールームに設置します。

電磁波の少ないラジエントヒーターも実際に実演できるようにしますので、皆さんお楽しみに!

本日は、日帰りで名古屋出張。

さすがに、往復約10時間の移動はききます。

最近、話題のTwitterをどんなもんなのかやってみようと思い、ここ、2,3日前からやっていたので、移動時間の良い暇つぶしになりました。

結構、政治家や有名人が、頻繁に利用しているのにはびっくりですね。

ブログもあっという間に広がりましたが、Twitterがどんな風になっていくのか楽しみですね。


さて、今回の出張の目的ですが、詳しい内容はあれですが、、全国の勇士と、ベクトルを合わせて本当に良い家を造っていこうという再確認と意思統一を行いました。

そして、急遽、愛知県で建築中のティンバーフレームを見に行くことに。

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アンティーク風に仕上げた外壁がなかなかgoodでした。

レッドシーダーの階段もついてました。

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