昨日は、福岡にて澤田先生によるグループの合同コンサルでした。

本日のメインは、「実行予算管理」


澤田先生は、現役の頃は、現場の実行予算の全て(数量、単価等)を暗記していたとの事。

今回は、当時の澤田先生の社員さんにもわざわざ来て頂き、まずは我々が取り組んでいる0宣言の家の原価を見直しをしました。

下請けをいじめる事なく、みんなで努力して原価を出来るだけ下げて、適正価格で価格以上に価値のあるものをユーザーに提供する。

具体的には、他の自然素材の住宅メーカーが坪単価でを60万なら、それよりもレベルが高い0宣言の家をそれと同じか出来ればすこしでも安く提供できるようにする。

これは、価格競争をして売るという意味ではありません。

我々が扱っている0宣言の家は、価格競争がほとんどありません。

要するに、他社と見積もりを比較されて、価格競争に巻き込まれて値引きして契約するということがほとんどありません。

もちろん、最初はハウスメーカーや色んなところを見てもらわないと0宣言の家の良さを分かってもらえませんので徹底的に比較してもらいます。

要するに、「特命」で仕事を頂く訳ですから、ある意味、こちらの希望する価格で交渉・契約できる訳です。

しかし、澤田先生はそれを許しません。


「我々を信じて頼んでくるお客様から、絶対にぼったくるなよ!!」

と、、、


「企業は、継続する事が大事。それには、努力して「適正価格」で0宣言の家を提供する。」

「適正価格で、会社の利益が上がらないんだったら、それは、やり方が間違っているんだから、努力して直す。」

「出来なかったら、建築業を辞める。」


その考え方は、いたってシンプルで当たり前の事です。


住宅業界は、リスクの割には利益率が低く、クレーム産業と言われるほどで、給料も安く、労働環境も休み無しで毎日夜中まで仕事をしているところが今でも多いのではないでしょうか。
さらに、営業マンは歩合で厳しいノルマが課せられ・・・

澤田先生は、間違った方向に向かった住宅業界のハード面だけでなく、こうした部分も変えようとしています。

「みんなよくなればいいじゃん」

最近口癖のように出てくる言葉には、そうとうの重みを感じます。

お客様はもちろん、働く社員、業者、そしてその家族、全ての周りの人が幸せにする事。


我々グリーンライフグループは、こうした「理想の工務店」を目指して日々邁進しているのです。